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Tenor Sax– tag –
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Jazz
Ben Webster – Sophisticated Lady ストリングスとベテランのサブトーン。
1954年録音。コールマン・ホーキンス、レスター・ヤングと並ぶスウィング期の三大テナーマンの一人、ベン・ウェブスターお得意のバラード傑作です。渋いサブトーンとビブラートの効いたとてもゆったりとした大人のジャズ。包容力が半端ないですね。ウイ... -
Jazz
John Coltrane – Coltrane Plays The Blues まだ何かが新しい。
1960年にマイルスのグループを離れ、「コルトレーン・サウンド」、「マイ・フェバリット・シングス」、そしてこちらの作品と一連のアルバムの録音をしました。タイトルはズバリ"コルトレーンがブルースを演奏する"というもの。いわゆるブルースの枠も超... -
Jazz
Hank Mobley – Soul Station 音楽の聴き方は自由だ。
1960年の吹き込み。ハンク・モブレーのリーダー8作目にして、初リーダー作10インチ『ハンク・モブレー・カルテット』以来約5年ぶりのワンホーン・カルテット作品です。こちらは当時直輸入盤として東芝EMIより販売されたLiberty盤のジャケ仕様。 &... -
Jazz
Benny Golson – Gone with Golson ゴルソン・ハーモニーとソロイストとしての魅力。
ベニー・ゴルソンがプレスティッジの傍系レーベル「New Jazz」に1959年に吹き込んだ一連の作品「Gettin' With It」、「Gone With Golson」、「Groovin' With Golson」の3作の内の1枚。通称「傘のゴルソン」で知られております。 作編曲家としての"ゴルソ... -
Jazz
Sonny Rollins – Plus Four ロリンズとブラウンの僅か半年の濃密な時間。
1956年3月吹き込みのソニー・ロリンズのリーダー作。メンバーはブラウン・ローチ・クインテットのグループです。1955年11月から僅か6ヶ月しか活動は出来ませんでしたが、その間に残された2枚のアルバム「ベイズン・ストリートのブラウン・ローチ」と、もう... -
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Booker Ervin – Groovin’ High 硬派でユニークな演奏に囚われます。
自身の名前から取った一連のブック・シリーズ3部作、「The Freedom Book」「The Blues Book」「The Space Book」に加え、その時同時に録音した未収録を集めた作品がこちら。けっしてボツ曲ではなくむしろ一番勢いがあるとも思える痛快な演奏。このアルバ... -
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Gene Ammons / Sonny Stitt – Boss Tenors 人望がなければ”ボス”にはなれません。
ジーン・アモンズとソニー・スティットのシカゴで録音したテナー・デュオ作品です。 50年代初めにに行われてきた2人のバトルは非常に人気があり、その再現を望む声も多かったのですが、50年代中頃からは2人とも大スターになってしまったのでなかなか実現出... -
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John Coltrane – Giant Steps 激ムズコード進行と“シーツ・オブ・サウンド”のはじまり。
1959年録音、アトランティック移籍第1作目。音を敷き詰めるように超絶スピードで展開していくコルトレーンの演奏は、"シーツ・オブ・サウンド"と呼ばれ、その奏法が確立した最初のアルバムと言われているのが、こちらのアルバムです。 ... -
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Jutta Hipp With Zoot Sims 同い年、同じ白人、同じ時期にニューヨークへ。
ドイツ生まれの白人ピアニスト、ユタ・ヒップの作品。評論家のレナード・フェザーとの出会いにより1955年にアメリカにやって来て、ブルーノートのアルフレッド・ライオンが惚れ込んで実現した録音です。そして同じくライオンが注目していた白人テナーの... -
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Stanley Turrentine – Blue Hour 甘くホロ苦い。たまにはちょっといいお酒を。
タイトル通りブルージーな時間ですねぇ。甘くホロ苦い。たまにはちょっといいお酒を飲みたくなってしまいます。仕事で長い一日を過ごした後とか、あるいは何かちょっと良い事があってしっとり余韻に浸りたい時とかに、ゆったりとソファに深く座って聴き... -
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Dexter Gordon – Go! 上品で止めどないスーパー無限グルーブ。
本人も最高傑作と認める作品、1962年の渡欧直前にブルーノートにて吹き込んだ名作。 威風堂々としたブレない芯がありつつ、どこかフワッとした優しさも感じるデックス特有のブロウ。抜群のリズム感で間を染めるソニー・クラークのピアノ。2人とも後ノリ... -
Jazz
John Coltrane – Coltrane Time 強烈にズレる。 それぞれの解釈でのフリーへの展開の予感。
バラバラというかなんと言うか。最初っからセシル・テイラーのコードが強烈です。他のメンバーとの交わらなく、コルトレーンは別次元の方向に進んでいる感じだし、ケニー・ドーハムの真っ直ぐバップなブロウは窮屈な感じだし、そしてチャック・イスラエ... -
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J.R. Monterose 放浪人モンテローズの個性と個性が飛び交う、ブルーノート唯一のリーダー作。
幻の個性派白人テナーマン、モンテローズのブルーノート唯一のリーダー作品です。 テナー1本だけ持って、大きな街より小さな街を好んで各地を転々としていたとの事で、いくつかのマイナーレーベルからリリースがあるもののリーダー作は少なく、そしてプ... -
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Frank Wess / John Coltrane – Wheelin’ & Dealin’ 昔は良かったね。テナー3人によるノン・リーダー・セッション。
1957年録音、プレスティッジによるノン・リーダー企画、コルトレーン、フランク・ウェス、ポール・クィニシェットのテナー3人参加のセッション作品です。ベテランのフランク・ウェスとポール・クィニシェットと、際立つコルトレーンのブローイング、それ... -
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Hank Mobley – Workout 人生にはお金に替えられない素晴らしいものに溢れている。
1961年録音、この時期立て続けに録音されたモブレー三部作と言われる『ソウル・ステーション』『ロール・コール』と本作『ワーク・アウト』。こちらはギターにグラント・グリーンを迎えたワンホーン・ホーン作品となっております。ロール・コールのアー...
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