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1959年録音、アトランティック移籍第1作目。音を敷き詰めるように超絶スピードで展開していくコルトレーンの演奏は、”シーツ・オブ・サウンド”と呼ばれ、その奏法が確立した最初のアルバムと言われているのが、こちらのアルバムです。
アルバムタイトルでもある1曲目「Giant Steps」は、理論的な事はあまりよくわかりませんが、コード進行が非常に難解で激ムズな上にこのスピードという事で、他のメンバーは、えっ!?えっ!?という感じで追いつくのがやっとだったのかもしれません。特にピアノのトミー・フラナガンは、もうだめだ~、って感じになっているのかも知れないですね、ソロは探り探りで後半ちょっと単調なバッキングに。w
でもその食らいついていく他のメンバーと、突き進むコルトレーンの完璧なまでの爽快なブローイングのコントラストが、結果独特の緊張感をも生み、汗がほとばしるのが目に浮かぶような熱演になっています。
2曲目の「Cousin Mary」はちょっとテンポ早めのモード・ブルース。独自のフレージングが斬新で最高。そして3曲目の「Countdown」はまたやり過ぎってくらい早いです。でもでもコルトレーンは超絶ソロでとんでもないのですが、カッコイイのはその展開。ドラムで始まりテナーのソロ、ピアノがさり気なく入って来て、からの~、ベースイン。いやもう最高。他の曲もあれこれ言い出したらきりがないので止めておきます。
とにかくカッコよく、ジャズの可能性を大きく広げた歴史的名作ですね。
John Coltrane – Giant Steps
ジョン・コルトレーン – ジャイアント・ステップス
ATLANTIC
- Giant Steps
- Cousin Mary
- Countdown
- Spiral
- Syeeda’s Song Flute
- Naima
- Mr. P. C.
John Coltrane (ts)
Tommy Flanagan (p) #1-5,7
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds) #1-5,7
Wynton Kelly (p) #6
Jimmy Cobb (ds) #6
Supervised by Nesuhi Ertegun
Recorded by Phil Iehle, Tom Dowd
Recorded 1959.5.5 (1-5,7) / 1959.12.2 (6)