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Gene Ammons / Sonny Stitt – Boss Tenors 人望がなければ”ボス”にはなれません。

ジーン・アモンズとソニー・スティットのシカゴで録音したテナー・デュオ作品です。
50年代初めにに行われてきた2人のバトルは非常に人気があり、その再現を望む声も多かったのですが、50年代中頃からは2人とも大スターになってしまったのでなかなか実現出来ませんでした。しかし、ジャズ愛好家でもあり名プロデューサーのクリード・テイラーにより、61年に遂に再現、この作品をリリースすることになりました。
 

Gene Ammons / Sonny Stitt - Boss Tenors
 

 タイトル通り2人ともボスの名に相応しい吹きっぷり。1曲目からアモンズの男らしい太いテナーに、アルトのスティットとのコンビネーションもいい感じ。お馴染みの「枯葉」も名演でしょう。後半はテナー対決といったところ、熱いブロウが聴けます。
 

 実は”ボス・テナー”というのはジーン・アモンズのあだ名で、又は”ジャグ”とも呼ばれていました。プレスティッジより「Boss Tenor」というアルバムを出しており、麻薬で捕まって出てきた後の69年にリリースしたアルバムのタイトルは「The Boss Is Back」、堂々としたヘビーで図太い演奏にも現れているように、まさに”ボス”、誰もが一目置く存在でした。

ソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンに比べ、何故かあまり日本では評価が低いのですが、音楽理論的観点で何か新しい事をやる人が評価され注目を集めるのかも知れません。
しかしアモンズにしろ、スティットにしろ生涯に残した作品の数は膨大。如何にアメリカ本国ではリスナーに人気があったのか物語っています。自分のスタイルを貫き通すという意味で、派手さはなくとも超硬派、そして独りよがりでではなく聴き手ありきの音楽の本質的演奏だと思います。人望を得てこそ”ボス”ですね。カッコイイです。

Gene Ammons / Sonny Stitt – Boss Tenors
ジーン・アモンズ & ソニー・スティット – ボス・テナーズ

 Verve Records 

  1. There Is No Greater Love
  2. The One Before This
  3. Autumn Leaves
  4. Blues Up And Down
  5. Counter Clockwise

Gene Ammons (ts)
Sonny Stitt (ts,as)
John Houston (p)
Charles Williams (b)
George Brown (ds)

Produced by Creed Taylor

Recorded 1961.8.27

Gene Ammons / Sonny Stitt - Boss Tenors

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この記事を書いた人

海と山と畑に囲まれて、糸島の片隅で音楽を聴いています。中古オーディオとレコードの買取、整備、販売を仕事としています。オーディオマニアではありません。ただの音楽好きです。

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