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Lee Morgan – The Sidewinder イメージはTVに出てくる悪い奴。

 約2年間姿を消してからの、満を持してのリーダー作、全て自身の作曲によるアルバムです。録音は1963年12月21日、8ビートなどを取り入れた当時斬新であった曲調は”ジャズ・ロック”などと称され空前の大ヒットを記録します。ジャズとしては異例のビルボード誌のヒット・チャートで25位まで駆け上りました。
 

Lee Morgan - The Sidewinder
 

 モーガンは子供の頃より天才的トランペッターとして注目を集めます。1956年にディジー・ガレスピー楽団に在籍し、その年に早くもブルー・ノートからデビュー。その後58年からはアート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズに所属し、一躍若手ナンバーワン・トランペッターに上り詰めます。
しかし休み無く駆け上って来たためとドラッグにより生活が荒れ、健康に影響を及ぼしてきてしまいました。そして62年より故郷のフィラデルフィアに戻り養生するのでした。
そしてしっかり健全を取り戻し、再びニューヨークに戻ってモブレーの作品やグレシャン・モンカー3世の初リーダー作に参加した後、吹き込んだのがこの作品になります。ブルー・ノートからのリーダー作としては約3年8ヶ月ぶりのアルバムとなりました。
 

 当時ジャズシーンはモードやフリーへ潜っていく中。しかしモーガンが進む方向はあくまで黒人の根底にあるリズムやブルースでした。そこにニューオーリンズ、ラテン、ワルツなどのフレーバーを混ぜながら、8ビートや4ビートや6拍子に乗せる新機軸。踊れるしキャッチーな上に、テナーのジョー・ヘンダーソンもピアノのバリー・ハリスも絶好調、リズムを刻むベースのボブ・クランショウもドラムのビリー・ヒギンズもノリにノッています。モーガンもきっと凄く楽しんでこの録音に臨んだに違いないですね。
 

 それにしても曲が凄い良いですね。わかり易いようで実は非常に工夫があってアートとも言える内容。モーガンはトランペッターとしても一流ですが、作曲家としての才能も卓越しておりました。どちらも出来る人は数少ないかもしれません。
ちなみに、タイトル曲の「ザ・サイドワインダー」は”TVに出てくる悪い奴”をイメージして書いたらしいです。なるほどという感じ。w

Lee Morgan – The Sidewinder
リー・モーガン – ザ・サイドワインダー

 Blue Note 

  1. The Sidewinder
  2. Totem Pole
  3. Gary’s Notebook
  4. Boy, What A Night
  5. Hocus-Pocus

Lee Morgan (tp)
Joe Henderson (ts)
Barry Harris (p)
Bob Cranshaw (b)
Billy Higgins (ds)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder

Recorded 1963.12.21

Lee Morgan - The Sidewinder

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この記事を書いた人

海と山と畑に囲まれて、糸島の片隅で音楽を聴いています。中古オーディオとレコードの買取、整備、販売を仕事としています。オーディオマニアではありません。ただの音楽好きです。

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