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Gil Melle – Patterns In Jazz ウエストコースト風幾何学ジャズサウンド。

 白人サックス奏者であるギル・メレは、1931年カルフォルニア州リバーサイド生まれ。十代前半の頃にはジャズクラブでサックスを演奏を始め、1952年にブルーノートと契約し初リーダー作品を吹き込みます。その後も録音を重ね、55年までに4枚の10インチをリリースします。そしてこちらの作品はその後12インチが普及し始めた56年に録音されたもの。ブルーノートからの唯一の12インチのリーダー作となりました。
 

Gil Melle - Patterns In Jazz
 

 演奏は良い意味でとても上品でおとなしめ。ピアノレスのウエスト・コースト風サウンド。1500番台で一番異色かもしれません。一聴すると聴き流してしまいそうになりますが、ギル・メレのバリトンはツボをおさえていてクールな大人の音、エディ・ハートのトロンボーンもとても落ち着いている。ジョー・シンデレラのギターもいい感じ、ソロはもちろんですが、バッキングもカッコイイですね。
 

 ギル・メレはミュージシャンでありながら、芸術家でもありました。このミニマルなジャケットを描いたのも本人です。曲の構成も勢い一辺倒ではなく実は入念に作品として作り上げられているのですね。”幾何学的ジャズ”とも言われているようですが妙に納得してしまう反面、演奏がクールな故にジャズの持つ暖かさがより強調されるような絶妙な魅力があります。
 

 ちなみに、初めてブルーノートのアルフレッド・ライオンと出会った時、エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーを紹介したのは実はギル・メレというのも驚き。。ブルーノートの成功はゲルダーがいなかったらなかったかも知れません。ジャズ史の歴史的な出来事にもなりました。

Gil Melle – Patterns In Jazz
ギル・メレ – パターンズ・イン・ジャズ

 Blue Note 

  1. The Set Break
  2. Weird Valley
  3. The Arab Barber Blues
  4. Nice Question
  5. Moonlight In Vermont
  6. Long Ago And Far Away

Gil Melle (bs)
Eddie Bert (tb)
Joe Cinderella (g)
Oscar Pettiford (b)
Ed Thigpen (ds)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder

Recorded 1956.4.1

Gil Melle - Patterns In Jazz

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この記事を書いた人

海と山と畑に囲まれて、糸島の片隅で音楽を聴いています。中古オーディオとレコードの買取、整備、販売を仕事としています。オーディオマニアではありません。ただの音楽好きです。

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