Elmo Hope Quintet 今なおアメリカの大きな秘密の一つ。

 このジャケット大好きなんですよね。
このワンコはヴァンゲルダーの愛犬レックス君です。
 

Elmo Hope Quintet Vol. 2

 
 エルモ・ホープは1923年ニューヨーク生まれ。7歳でクラシックピアノの学び始め、20歳に除隊をして故郷に戻ってからジャズに目覚めます。1948年にはジョー・モリスのバンドに参加し、ジョニー・グリフィン、パーシー・ヒース、フィリー・フィー・ジョーンズ等と共演を重ね、1953年にルー・ドナルドソンとクリフォード・ブラウンのセッションでブルーノートデビューとなるのでした。
そしてトントン拍子にその9日後、初のリーダー作『イントロデューシング・ザ・エルモ・ホープ・トリオ』を発表。
それから約1年後に1954年5月9日、この作品が吹き込まれることになりました。
 

 トリオでの作品はスタンダード・ナンバー2曲を含めた形になりましたが、このアルバムは全曲ホープの書き下ろし。プロデューサーのアルフレッド・ライオンは彼のピアニストとしての実力はもとより、作曲家としてのホープの才能を見抜いていたのでしょう。
ロズウェル・ラッドの言葉を借りるなら「偉大で優れた作曲家。今なおアメリカの大きな秘密の一つ」です。

Elmo Hope Quintet
エルモ・ホープ・クインテット

 Blue Note 

  1. Crazy
  2. Abdullah
  3. Chips
  4. Later For You
  5. Low Tide
  6. Maybe So

Elmo Hope (p)
Frank Foster (ts)
Freeman Lee (tp)
Percy Heath (b)
Art Blakey (ds)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder

Recorded 1954.5.9

Elmo Hope Quintet Vol. 2

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この記事を書いた人

海と山と畑に囲まれて、糸島の片隅で音楽を聴いています。中古オーディオとレコードの買取、整備、販売を仕事としています。オーディオマニアではありません。ただの音楽好きです。

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