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Bud Powell – Blues In The Closet 美しく濁った音。

 1956年録音。やや地味めな印象のあるバド・パウエル中期の名作。ヴァーヴでの最後のリーダー作です。ジャケットのデザインもすごく良いですね。
 

Bud Powell - Blues In The Closet
 

 独特なコードワークが癖になるバド・パウエルの音のセンス。楽曲のグルーヴと音の芯を捉えるベースのレイ・ブラウンの演奏がとても心地良いです。ドラムのオジー・ジョンソンも控えめながらもシャープで痛快な演奏。
 

全体的に録音が少しモコモコしているので、故に秘めた魅力を開放しきれていないような焦れったさがありますが、逆にそれもこのアルバムの魅力の一つかも知れません。
 

冒頭の『When I Fall In Love』は複雑な心情を表すかのような美しく濁った音。ほんの2分程の曲ですがこのアルバムを印象付けています。バド・パウエルの魅力は何も速弾きや独特なバッキングのテクニックだけではなく、やっぱりこの時折見せるロマンチックな言葉では表しきれない複雑な心の声の表現力でしょう。
後半へいくにつれだんだんとバド・パウエル・ワールドに引き込まれていきます。
 

 音楽にしても、このジャケットのデザインにしても、とても60年以上前に作られたものとは思えません。テクノロジーがいくら進んでも人の根幹の感性はあまり変わらないのかも知れませんね。良いと感じる事って不思議です。

The Bud Powell Trio – Blues In The Closet
バド・パウエル – ブルース・イン・ザ・クロゼット

 Verve 

  1. When I Fall In Love
  2. My Heart Stood Still
  3. Blues In The Closet
  4. Swinging ‘Til The Girls Come Home
  5. I Know That You Know
  6. Elogie
  7. Woodyn’ Ye
  8. I Should Care
  9. Now Is The Time
  10. I Didn’t Know What Time It Was
  11. Be-Bop
  12. Fifty-Second Street Theme

Bud Powell (p)
Ray Brown (b)
Osie Johnson (ds)

Produced by Norman Granz

Recorded 1956.9.23

Bud Powell - Blues In The Closet

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この記事を書いた人

海と山と畑に囲まれて、糸島の片隅で音楽を聴いています。中古オーディオとレコードの買取、整備、販売を仕事としています。オーディオマニアではありません。ただの音楽好きです。

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