DENON DCD-1650SR | 1650シリーズ最後のCD専用機

DENON DCD-1650SR

DENON DCD-1650SR CDプレーヤー 福岡市博多区にて出張買取させて頂きました。

今でも人気は衰えずですね。アナログ感のある音が魅力だからでしょう。2002年発売、価格は12万円。理想のアナログ波形再現技術AL24 Processing+マルチ24bitD/Aコンバーター搭載。1990年から始まる中堅DCD-1650シリーズのCD専用の最後の製品。

芯のあるゆったり暖かかな中低域、きめ細かい滑らかな高域、とても情報量の多い熟成の音という印象。このあとの物はSACD対応となり、音質が良くも悪くもシャープに変わっていきます。

中古であれば状態の程度によりますが2~4万程度で手に入れることができるので、SACDに拘らないのであればこれで十分な気がしてしまいます。電源ケーブルやRCAケーブルを変えてより滑らかな長所を伸ばすことも出来ますし、少しハッキリとした輪郭にもできます。ちょっとしたアクセサリーで想像以上にけっこう大きく音が変わる印象です。

どうしても部品の経年劣化による故障のリスクはありますが、躯体の作りはズッシリ頑丈12.7kg。デノンは古い製品も丁寧に修理も受け付けてくれるので安心ですしね。日本が誇る素晴らしいメーカー。音質だけでなく信頼度は相当高いです。

ちなみに、数々の銘機を生んでおりますが、こちらの『DENON MUSEUM』というサイトで1970年頃から2000年までのDENONブランド民生オーディオ機器の数々を中心に過去の製品の歴史を見ることができます。

実際の音を聴きたくても手に入れないと聴けないというのが歯がゆいですね。年代別に実物の音を聴ける博物館を作ってくれたら面白いのにな。無理でしょうけどね。w

DENON DCD-1650SR

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

海と山と畑に囲まれて、糸島の片隅で音楽を聴いています。中古オーディオとレコードの買取、整備、販売を仕事としています。オーディオマニアではありません。ただの音楽好きです。

目次