サラ・ヴォーンは1924年ニュージャージー州ニューアーク生まれ。決して裕福では無い家庭に生まれましたが、両親の音楽への理解もあり7歳の頃からピアノ、オルガンを学びます。そして18歳の時にニューヨークのハーレムにあるアポロ劇場のコンテストに出場して見事優勝。そして歌手でトランペッターのビリー・エクスタインに認められ、ハインズ楽団のセカンドピアニスト兼歌手として活動を始め実績を積む。1947年には『It's Magic』が大ヒットを記録し一躍人気を得ていくのでした。
この作品はそんなサラ・ヴォーン初期の全盛期ともいえる1949年から1953年までの4年間に録音された、68曲の内の12曲を収めたもの。それぞれの曲はシングルカットされていたり商業的な展開をされておりますが、この時のサラのベスト盤とも言えますね。既に堂々とした雰囲気と歌唱力がありますが、まだ若く瑞々しさがあります。
Sarah Vaughan - After Hours
サラ・ヴォーン - アフター・アワーズ
Columbia
- After Hours
- Street Of Dreams
- You Taught Me To Love Again
- You’re Mine, You
- My Reverie
- Summertime
- Black Coffee
- Thinking Of You
- I Cried For You
- Perdido
- Deep Purple
- Just Friends