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1曲目「チェロキー」から飛ばしますね~。早すぎ巧すぎ楽しすぎです。加えてたっぷりメロディも聴かせます。メンバー同士どんな話をしてからこの演奏に臨んだのでしょう。2曲目以降も緩急つけながら緊張感と暖かさのある演奏。最後の「A列車」まで超エンターテイメントです。
クリフォード・ブラウンとマックス・ローチの2人は1954年にタッグを組みますが、ブラウニーとピアノのリッチー・パウエル夫妻は56年に交通事故により他界してしまいますので、2年少しの短い活動期間ではありましたが、数々の名演を残しました。こちらは1955年録音のグループ絶頂期の作品です。
きっとブラウニーだけのリーダー作ではこうはならなかったでしょう、やはり年長のマックス・ローチが所々盛り上げる場と間をつくり全体をコントロールしているからでしょうね。2人が凄すぎるので影に隠れてしまっていますがリッチーもジョージ・モロウもハロルド・ランドも最高です。アルバムとして究極の完成度です。
Clifford Brown And Max Roach – Study In Brown
クリフォード・ブラウン・アンド・マックス・ローチ – スタディ・イン・ブラウン
EmArcy
- Cherokee
- Jacqui
- Swingin’
- Lands End
- George’s Dilemma
- Sandu
- Gerkin For Perkin
- If I Love Again
- Take The A Train
Clifford Brown (tp)
Max Roach (ds)
Harold Land (ts)
George Morrow (b)
Richie Powell (p)
Recorded 1955.2.23 (3,4,7,9,) / 24 (5,8) / 25 (1,2,6)