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Sonny Clark – Cool Struttin’ 何故アメリカでは当時あまり評価されなかったのか。
1958年にリリースされ、今も愛され続ける超名盤、ソニー・クラークのクール・ストラッティン。ジャケットの雰囲気そのままにクールでちょっと都会的でブルージー。サイドメンの演奏も凄く良く、クラークの重心の低いタッチと少し力の抜けた雰囲気が絶妙... -
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Horace Silver & The Jazz Messengers シルバーとブレイキー、初代JMのチームワーク。
このアルバムは1954年と1955年に別々に録音されたもの。実はジャズ・メッセンジャーズは55年に旗揚げされたので、この時まだJMという存在はありませんでしたが、1956年にLP化される時にシルバーのリーダー作ではありますが、ジャズ・メッセンジャーズの... -
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Cassandra Wilson – Loverly 彼女が歌うと結局オリジナル。
現代を代表するディーバ、カサンドラ・ウィルソンの2008年発表、ブルーノートより自身初のスタンダード作品です。このアルバムはグラミー賞最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞しました。 彼女は1955年ミシシッピ州ジャクソ... -
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Elmo Hope Quintet 今なおアメリカの大きな秘密の一つ。
このジャケット大好きなんですよね。 このワンコはヴァンゲルダーの愛犬レックス君です。 エルモ・ホープは1923年ニューヨーク生まれ。7歳でクラシックピアノの学び始め、20歳に除隊をして故郷に戻ってからジャズに目覚めます。1948年に... -
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John Coltrane And Johnny Hartman バンドとヴォーカリストの最も幸運な出会い。
1963年3月録音のこの作品は、コルトレーンが1961年にインパルスと契約し、『アフリカ』『インプレッションズ』という力作を発表後、1962年の秋からのバラード作品の『バラード』『デューク・エリントン&コルトレーン』に次ぐ3作品目になります。 ... -
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Herbie Hancock – Speak Like a Child ブルーノート史上、最もロマンティックな作品。
1968年録音。常に実験を繰り返し、現代に至るまでジャンルを飛び越して沢山のミュージシャンに影響を与えているハンコックですが、既にこの時こんなとんでもない曲を作っていたなんて驚きでもあり、今聴いても前衛的な感覚すら感じます。  ... -
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Hank Mobley レコード番号”1568″が通称名。
タイトルはハンク・モブレー、レコード番号"1568"が通称名です。モブレーと言えば黄金の3部作『ディッピン』『ロールコール』『ソウルステーション』が人気ですが、通に一番人気はこちらかもしれません。 ロサンゼルスを拠点に活動して... -
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Helen Merrill with Clifford Brown 誘ったのは彼女。最高レベルで交差した奇跡。
1954年の録音。ヴォーカルのヘレン・メリルの代表作。そしてトランペットのクリフォード・ブラウンの最高傑作とも言われる作品です。奇跡の共演です。 「ニューヨークのため息」と言われる彼女の少し気だるいハスキーな歌声に、クリフォ... -
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Sonny Rollins – A Night At The “Village Vanguard” 非合法酒場生まれのクラブでの初のライブ録音。
ソニー・ロリンズ初のリーダーとしてのライブ、そしてニューヨークの名門クラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードのライブ・レコーディングとして初の作品です。 このライブは1957年11月に行われました。初のリーダーと言ってもロリンズはこの... -
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Clifford Brown – Memorial Album 彗星の如く輝くメモリアル・アルバム。
1956年6月26日未明、僅か25歳という若さで自動車事故で急逝した天才、クリフォード・ブラウンの名演です。この作品はもともと10インチで別々にリリースされたものを1枚にまとめたもの。共演にルー・ドナルドソンのサックス、ドラムにフィリー・ジョー・... -
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Bodil Niska – First Song ニスカの初リーダー作。切なくとても力強く。
1曲目はどこかで聴いたことのあるメロディ。アイルランド民謡の『Danny Boy』。初リーダー作のオープニングにこの曲とは。僅か数秒でその世界に引き込まれます。 ボディル・ニスカさんは女性だけれども、正直男性より力強い。そして徐々に... -
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Donald Byrd – Fuego プロフェッサーの知的なファンキー・ジャズ。
1959年録音。ドナルド・バードの代表作にして、誰もが認めるファンキー・ジャズのブルーノート4000番台屈指の名盤。すべてバードのオリジナル曲というところも聴きどころ。 『Fuego』とはスペイン語で『炎』を意味するそうです。 レコー... -
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McCoy Tyner – The Real McCoy 遅れてきた正真正銘のオリジナル『本物』。
1967年発表。ブルーノートでの記念すべきリーダー第1作目。アルフレッド・ライオンがプロデュースした最後の作品の1つになります。タイトルはズバリ、『ザ・リアル・マッコイ』。禁酒法時代からのスラングで、本物の酒、つまり『本物』、『正真正銘のオリ... -
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Dexter Gordon – A Swingin’ Affair 傑作『GO』の2日後に録音された名盤。
1962年録音。傑作『Go!』と同じメンバーで、そのわずか2日後に録音された作品です。『Go』が"本気"なら、こちらは"遊び"になるでしょうか。いやいやこちらこそ真髄とも言える、とてもリラックスした中でのびのびと演奏していて気張らずに聴けます。演者... -
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Count Basie & Kansas City 7 単音でもスイングするピアノ。
カウント・ベイシーといえばビックバンド演奏といえますが、たまに7人編成のコンボでの演奏も行っておりまして、こちらはカンサス・シティ・セヴン名義での、1932年、1944年に次ぐ1962年録音の3作目です。 ベイシーは1904年ニュージャ...