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Booker Ervin – Groovin’ High 硬派でユニークな演奏に囚われます。
自身の名前から取った一連のブック・シリーズ3部作、「The Freedom Book」「The Blues Book」「The Space Book」に加え、その時同時に録音した未収録を集めた作品がこちら。けっしてボツ曲ではなくむしろ一番勢いがあるとも思える痛快な演奏。このアルバ... -
Herbie Hancock – Empyrean Isles 火と光の世界へ。
1964年の吹込み、若干24歳のハービー・ハンコックのリーダー4作目。リズム隊は当時のマイルス・デイビス黄金クインテットそのまま。 ベースはロン・カーター、ドラムはトニー・ウィリアムス、そして珍しいワン・ホーンのコルネットにはフレディ・ハバー... -
Gene Ammons / Sonny Stitt – Boss Tenors 人望がなければ”ボス”にはなれません。
ジーン・アモンズとソニー・スティットのシカゴで録音したテナー・デュオ作品です。 50年代初めにに行われてきた2人のバトルは非常に人気があり、その再現を望む声も多かったのですが、50年代中頃からは2人とも大スターになってしまったのでなかなか実現出... -
Bennie Green – Walkin’ And Talkin’ 踊りながらトロンボ~ン。極上のスウィング。
トロンボーン奏者、ベニー・グリーンのリーダーによる1959年録音の作品、"歩きながら、話をしながら"、とてもホンワカ楽しく聴けるアルバムです。 ブルーノートに残した4枚のアルバムの中でも、特にシンプルでアーシー、そしてベニー・グリーンの陽気な... -
John Coltrane – Giant Steps 激ムズコード進行と“シーツ・オブ・サウンド”のはじまり。
1959年録音、アトランティック移籍第1作目。音を敷き詰めるように超絶スピードで展開していくコルトレーンの演奏は、"シーツ・オブ・サウンド"と呼ばれ、その奏法が確立した最初のアルバムと言われているのが、こちらのアルバムです。 ... -
Miles Davis – The Original Quintet (First Recording) 新生黄金クインテットデビュー作!実は20日前にこっそり初めての録音してたけど。
50年代半ばからのジョン・コルトレーンを加えた黄金時代を築く、新生マイルス・デイヴィス・クインテットの初期の録音作品です。1955年11月16日録音、56年にプレスティッジより「Miles」としてリリースされ、63年にタイトルを「The Original Quintet (Fi... -
Thad Jones – The Magnificent タイムマシンとどこでもドアを使って。
通称"鳩のサド・ジョーンズ"と呼ばれておりますこちら、当時在籍していたカウント・ベイシー楽団のメイン・トランペッター、ブルーノート第2作目、1956年録音の作品です。 サド・ジョーンズは作曲・編曲家としても活躍しており、楽団人気の1曲目の「エイ... -
The Modern Jazz Quartet – Concorde 静と動、新生MJQ、ここから。
ヴィブラフォン、ピアノ、ベース、ドラムという当時は異色の組み合わせであったグループ、モダン・ジャズ・カルテットの初期の作品。12インチLP最初のアルバムです。 この作品からドラムが結成時のケニー・クラークに代わって、コニー・ケイが担当する事に... -
Jimmy Smith – Midnight Special オルガンとテナーとギターのブレンドの妙。
ジミー・スミスがブルーノートに吹き込んだ作品は、初録音の56年から62年のヴァーブに移籍までの僅か6年の間に、後に未発表作品としてリリースされた物も含め、なんと30枚もあります。如何に当時リスナーに支持されていたかがわかりますね。こちらの作品... -
Jutta Hipp With Zoot Sims 同い年、同じ白人、同じ時期にニューヨークへ。
ドイツ生まれの白人ピアニスト、ユタ・ヒップの作品。評論家のレナード・フェザーとの出会いにより1955年にアメリカにやって来て、ブルーノートのアルフレッド・ライオンが惚れ込んで実現した録音です。そして同じくライオンが注目していた白人テナーの... -
Stanley Turrentine – Blue Hour 甘くホロ苦い。たまにはちょっといいお酒を。
タイトル通りブルージーな時間ですねぇ。甘くホロ苦い。たまにはちょっといいお酒を飲みたくなってしまいます。仕事で長い一日を過ごした後とか、あるいは何かちょっと良い事があってしっとり余韻に浸りたい時とかに、ゆったりとソファに深く座って聴き... -
Freddie Redd – Music From The Connection 何故か解らないけど、泣けてくる。
フレディ・レッドは1928年ニューヨーク生まれのピアニスト。50年代始め頃より活動を始め、タイニー・グライムス 、 クーティー・ウィリアムズ 、 オスカー・ペティフォード 、ジイブ・ ボンバーズ、アート・ブレイキー等と共演。そして59年にニューヨー... -
Dexter Gordon – Go! 上品で止めどないスーパー無限グルーブ。
本人も最高傑作と認める作品、1962年の渡欧直前にブルーノートにて吹き込んだ名作。 威風堂々としたブレない芯がありつつ、どこかフワッとした優しさも感じるデックス特有のブロウ。抜群のリズム感で間を染めるソニー・クラークのピアノ。2人とも後ノリ... -
Kenny Burrell – Blue Lights Vol.2 ブルースと幻のホーン隊とアンディ・ウォーホル
1958年リリース。プロデューサーのアルフレッド・ライオンが招集、テナー2人、ピアノ2人参加のセッションアルバム、同日に録音した全8曲の内の4曲です。まさに1958年というハード・バップ全盛の時代を切り取った躍動感溢れる作品です。 ...