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1曲目はどこかで聴いたことのあるメロディ。アイルランド民謡の『Danny Boy』。初リーダー作のオープニングにこの曲とは。僅か数秒でその世界に引き込まれます。
ボディル・ニスカさんは女性だけれども、正直男性より力強い。そして徐々に重ねられていくピアノとベースとドラムにワントーンのブレス。たまりません。
きれいに纏まっているだけではない、オールド・ジャズをこよなく愛す彼女の、気持ちがにじみ出ている作品です。
リリースは2001年。レコーディングはノルウェイのレインボウ・スタジオにて。エンジニアは凄腕ヤン・エリック・コングハウス。いい仕事してます。ニスカのサックスが当然フィーチャーされてはいるのですが、全然大袈裟ではなく、でも一番前に出ている。多分これ以外のバランスはないですね。
Bodil Niska – First Song
ボディル・ニスカ – ファースト・ソング
Hot Club Recordse
- Danny Boy
- Rosetta
- Merlin
- Only Trust Your Heart
- First Song
- Up Jumped Spring
- I Skovens Dype, Stille Ro
- Funk In The Deep Freeze
- Lotus Blossom
- To You Dear One
- Vuggevise For Benedicte
- Mood
Bodil Niska (ts)
Egil Kapstad (p)
Bjorn Alterhaug (b)
Pelle Hulten (ds)
Aksel Niska (acc)
Produced by Hilde Hefte
Recorded by Jan Erik Kongshaug
Recorded 2000